寝る以外に疲れを取ることができる方法BEST8
「寝る以外に疲れを取ることができないかなぁ~」とお悩みではありませんか?
寝ることが疲れを取るのに最善だと分かっていても思ったように寝ることができないことってありますよね。
そこで、今回は「寝る以外に疲れを取ることができる8つの方法」について詳しくお伝えします!
寝る以外に疲れを取る方法①「鶏のむね肉を食べる」
疲れた時にはウナギや焼肉を食べて、スタミナをつけるという方も多いでしょうが、実はウナギや焼肉に疲れを取る効果がないってご存知でしたか?
それは、現代人の疲れは栄養不足から来るものではなく、酸化ストレスから来るものだからなんです。
2003年、大阪市、大阪市立大学など5大学、大手食品メーカー・大手医薬品メーカー18社が連携した抗疲労プロジェクトがスタートしました。
研究の結果、現代人の“疲労感”を解決するためには栄養補給よりも酸化ストレスを軽減することが重要であると判明しました。
そこで、抗疲労効果が期待される23種類の食品成分を調査・分析したところ、鶏のむね肉に含まれるイミダゾールジペプチドという成分に抜群の疲労回復効果があることが分かりました。
渡り鳥のオオソギハシシギはアラスカからニュージーランドまでの約1万kmを無着陸で9日間飛ぶことができるのだそうです(出典:2008年アメリカ地質研究)。
「どうしてそんなに長い間飛べるのか?」ということを研究している中からイミダゾールジペプチドは発見されました。
渡り鳥はこのイミダゾールジペプチドのおかげで長時間長い距離を飛び続けられるんです。
イミダゾールジペプチドは私たち人間の体の中にも存在する成分ですが、加齢とともに減少していくんだそうです。
ですが、体の外からイミダゾールジペプチドを摂ることで疲れを取ることが可能になります。
1日200mgのイミダゾールジペプチドを摂ることで疲れを取る効果が期待できます。
200mgのイミダゾールジペプチドは鶏のむね肉100gに含まれる量です。
ちなみにイミダゾールジペプチドは渡り鳥だけではなく、飛ばない鳥の胸肉にも多く含まれていますので、ご安心ください。
鶏のむね肉のおすすめの食べ方は、『焼き鳥(むね肉)の梅肉のせ』です。
梅はクエン酸を含んでいて、クエン酸は摂取したエネルギーを効率的に回すという役割があります。
だから、鶏の胸肉に含まれるイミダゾールジペプチドとクエン酸を合わて摂ると、エネルギーもちゃんと回転するし、かつ疲れないということが実際に実証されています。
「でも、鶏のむね肉ばかり毎日食べられないよ!」という方はイミダゾールジペプチドを手軽に摂れるドリンクで摂る方法もあります。
寝る以外に疲れを取る方法②「森に行く」
森に行くと心地がいいですよね?森の中は自然の“ゆらぎ”に満ちています。
例えば、木漏れ日、そよ風、小川のせせらぎの音、滝のしぶきの流れなど、“ゆらぎ”があります。
実はこの“ゆらぎ”は疲れを取ると言われています。
人間も自分の体内に“ゆらぎ”を持っていて、自分の心拍や脳波もきれいにゆらいでいます。
そのゆらぎと自然界のゆらぎが一致した時に快適性を感じます。つまり、安心できるんです。
ずっと狭い部屋で何もゆらぎが無い空間、電気の灯りも一緒、そよ風も無いという状態は窮屈感を感じます。
「疲れが溜まって、どうしようもないなぁ~。」という時は休日に自然豊かな森に出かけてみてはいかがでしょうか?
「森へ行くのはちょっと・・・。」という方は自然の映像を見るだけでも癒し効果はあります。
ただし、快適な空間で鑑賞しなければ意味はありませんので、その点だけはご注意ください。
寝る以外に疲れを取る方法③「泣く」
モヤモヤしている感情を溜めていると、どうしても交感神経系が活発になってイライラします。
これが疲れの原因になります。そんな時は一回泣いて発散するようにしましょう。
そうすることで、副交感神経が優位になり、血中のストレスホルモンも減少します。
寝る以外に疲れを取る方法④「笑う」
笑っている時は交感神経も副交感神経も緊張していますが、笑った後は副交感神経が高くなります。
感情を素直に出すのは抗疲労の考え方から言うと非常に合理的なんです。
寝る以外に疲れを取る方法⑤「ため息をつく」
ため息は腹式呼吸です。
ため息をつくことでちょっと緊張している、イラだっているという気持ち(交感神経が優位)をリラックスモード(副交感神経が優位)にすることができます。
昔から「ため息をつくと幸せが逃げる」などと言われますが、ため息をつくことは疲れを取る観点では有効です。
寝る以外に疲れを取る方法⑥「植物の葉の匂いを嗅ぐ」
植物の葉っぱをちぎって擦ると何となく苦い香りがします。
これは青葉アルデヒド、青葉アルコールという疲れを取る匂いです。
この匂いを嗅ぐと同じ作業をしても疲れにくいことが科学的に実証されています。
ただし、効果は即効性のものなので、「疲れている最中」に嗅ぐのがポイントです。
寝る以外に疲れを取る方法⑦「サングラスをかける」
疲れの原因の1つ「活性酸素」は、目に紫外線を浴びることでも生成されます。
海水浴やスキーに行って、帰りにどっと疲れた経験をしたことがないでしょうか?
あれは運動だけでなく、紫外線をたくさん浴びたことが原因なんです。
マラソン選手がサングラスしながら走っているのも疲れを軽減する効果を狙っているためなんです。
ですから、外出時にUVカットのサングラスをかけることは非常に有効です。
寝る以外に疲れを取る方法⑧「軽い運動をする」
疲れている時はなるべく体を動かさないようにしているという方も多いでしょう。
ですが、軽い運動は逆に疲れを取る効果があることが分かっています。
ただし、あくまでも「適度」なことが重要です。
ジョギングやサッカーのように激しく動き回るような運動をすると逆効果ですので、お気をつけください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、「寝る以外に疲れを取ることができる8つの方法」についてご紹介しました。
疲れを取ると言えば、寝ることが一番最初に思いつくと思いますが、それ以外にも疲れを取る方法には様々な方法があります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!
栄養ドリンクで根本的な疲れは取れない!
あなたは、「栄養ドリンクで根本的な疲れは取れない!」と聞いたら、びっくりしますか?
栄養ドリンクでよく聞く「タウリン2000mg配合」というフレーズ。
実はタウリンは肝機能の改善などには役に立ちますが、決して人を元気にさせる効果はないんです。
薬効的にもタウリンが抗疲労効果があるということは1回も実証されていません。
栄養ドリンクはタウリン以外にもカフェイン(眠気を覚ます成分)とごく僅かにアルコールを含んでいます(ビタミンを溶かす意味合いで)。
結局、カフェインで眠気を覚ましてアルコールで気分を高揚させると疲労感だけが緩和するんです。
それで何か元気になった気がするんですが、決して本当の疲れを取っているわけではありません。
栄養ドリンクを飲むことでは根本的な疲労は取り除けませんので、飲んだ後は十分に休息することが必要です。
栄養ドリンクは「あともうひと踏ん張り!」などのシーンに飲むのが正解です。
こんなあなたは要注意!疲労度チェック
まずは、疲れに関するアンケート5問に答えてみてください!
該当する項目が多い人ほど疲れています。
① 責任感が強い方だ!
② 同じことでも続けられる集中力がある!
③ 体を動かすことがストレス解消になる!
④ コーヒーや栄養ドリンクをよく飲む!
⑤ いつでもどこでも眠れる!
特に①、②、③に該当する方はが過労死につながるリスクが高いので、注意してください。
①、②、③に該当する方は、やりがい、達成感、喜びなどで“疲労感”を感じなくなっているだけで、疲労が蓄積している可能性があります。
④もコーヒーや栄養ドリンクに含まれるカフェインのおかげで目が覚めて、一時的に「元気になった!」と錯覚している危険性があります。
⑤の場合は、本当に疲れている状態です。